【記 録】
(10月11日)
自宅を出ると、曇り空で今にも降り出しそうなうえ、湿度も高く、悪い予感がする。それでも前日に切符を買ってあるため、出掛けることにする。
だが、中央線に乗り、大月方面まで来ると、青空が見えてきた。これなら何とかなりそうだ。
塩山から裂石行きのバスに乗る。乗客は数人。登山者は私だけで、残りは大菩薩の湯に行くようである。
バスを降り、しばらく道路を歩いて丸川峠へのコースに入る。このコースは久しぶりのため、道の感覚を忘れてしまった。
それでも、珍しくコースタイム通りに丸川峠に着き、昼食休憩にする。
丸川峠からは緩やかな道をすすむが、その分時間もかかる。約1時間尾根の左斜面をすすみ。その後右斜面を上がると、ほどなく大菩薩嶺に着いた。
少し前から霧が出始めて、頂上も視界が全く無い。早々に唐松尾根経由で上日川峠に下る。
上日川峠で水を補給し、もう少し下っておくことにする。1時間弱で沢沿いの林道に降りたので、林道を少し上流に戻り、平らな場所にテントを張る。
(10月12日)
明け方から少し雨が降り出した。しかしバス停まで約30分程度なので、安心である。
6時に出発し、バス停に着き、番場茶屋の軒下で雨具等を片付けながら、平日のみ運行の7時のバスを待つ。
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